レーザー治療
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最近、「レーザー治療」という言葉をよく耳にすると思いますが、レーザー治療とは一体どういう治療なのでしょうか?
一言にレーザーといっても、色々な種類のものがあり、それぞれによって使用できる用途が違います。ここでは当院で使用している炭酸ガスハードレーザー「パナラスC05」についてお話しましょう。
CO2レーザーは1964年に発明され、一般医科領域ではレーザーメスとして早くから普及してきました。
ではパナラスC05でどんな治療が出来るのでしょうか。
歯の表面(エナメル質)にレーザーを照射すると酸に溶解されにくい性状になる、つまり虫歯になりにくい丈夫な歯になります。
又表面が硬く、つるつるになるので着色もつきにくくなります。
削った歯の中をレーザーで殺菌・消毒すると共に歯を硬く、強くします。
また、虫歯があまり深くない場合はレーザー照射だけで悪い部分を除去してしまいます。
ふれるとひりひり痛い口内炎が1~2分のレーザー照射ですぐに痛みが取れ、治りも3~4日と早くなります。
歯ぐきが腫れて化膿している所にレーザー照射するとすぐに自然にウミが出て楽になります。また、レーザーの殺菌効果で治療後の炎症や痛みを抑え再発を防ぎ、治りを早くします。軽度の病変であれば麻酔注射をすることなく治すことが可能です。
通常の消毒薬では治らなかった根の病気や痛みも根管内に直接照射することによりレーザーの殺菌効果ですばやく痛みを軽減させ、病気も早く治ってきます。
もともとはレーザーメスとして使用されていただけあって、出血を伴うことなく歯ぐきや舌、腫瘍の切除をすることができます。また、術後の痛みを軽減させ治りも非常に早くきれいに治ります。
知覚過敏(虫歯になっていないのに冷たい水がしみたり、歯ブラシがあたると痛みを感じること)の症状を緩和させることができます。
歯ぐきが黒ずんでいる所にレーザーを1~2回照射すると、1~2週間できれいな色に戻すことが出来ます。